Vox Populi. State of The Alliance

 カプセラ各位

 初夏の風もさわやかな今日この頃、カプセラの皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

 去る平成27年2月1日、我々はPlacid完全制圧作戦を発令し、その実行に臨みました。作戦実行にあたり尽力いただいた各メンバー、並びに協力頂いた各関係会社様に、なによりもまず御礼を申し上げます。「民の声」をその名に冠したこのアライアンスは、まさしくPvPを行い、それを楽しみたいという、設立以来変わることのない真なる願いのもとに行動を続けてまいりました。私はひとりきりでこの戦いを始めたつもりでしたが、戦い始めてわかったことは、すべての作戦に私が寄与するところはあまりにも小さく、またささやかなものでしかなかったということです。
 Placidにおける情勢はこの半年のあいだに大きな変遷を遂げました。いまやすべてのPOSはLargeに置き換わり、Snuff BoxはRakapasに移動し、Overlord Everythingは解散し、WindrammersはBLに編入し、オーストラリア人が20隻のCapitalを乗り回し、Gallente MillitiaはVox Populi.のドクトリンすべてにアンチドクトリンを用意し、Shadow Cartelは息を潜め、韓国人たちはいつのまにかいなくなり、ロシア人たちはHyseraで惰眠をむさぼっています。
 我々がそこでどのような戦いを繰り広げたかは、先にも表明したとおり、Killboardやビデオに残された真実のなかにのみ残されています。それでいいのです。なぜなら我々は戦うことを条件として生き続ける幻影のようなものであり、その条件を満たすのは、過去の戦いではなく現在の、そして未来の戦いなのですから。しかしながら、アライアンスリーダーとしてこの場でほんの少しの脱線を許してもらえるなら、私はすべてのメンバーにこう伝えたいと思います。
「あなたがたはいままで誰も成し遂げられなかったことを行った」と。

 さて、我々は戦うための富を求めて力尽くで戦ってまいりました。戦うためには富が要り、富を得るためには戦わなくてはならない――この大いなる循環の矛盾に抗うため、幾多のFCが恐ろしい重圧から心身症を発症し、兵站に携わったメンバーは過労のために次々と入院し、大量のCapitalやDED MODを満載したドクトリン船が個々人の財布を手ひどく痛めつけながら轟沈しました。そして我々は半年間かけて10本以上の月を獲得し、わずか一ヶ月で10本を失いました。振り返ってみると、そこに残されているのは、いったんは叶えたものの磨き上げることを忘れられた夢の名残といっていいでしょう。
 では、我々はその夢の名残に固執し続けるのでしょうか? 考えてみなくてはならないのは、我々がいったい何を獲得したのか、日本人のみで構成されたアライアンスが日本語での軍事行動を行うことにどんな意味があったのか、という単純な疑問です。
 答えはとても単純です――力と富を求めて戦い続けた結果に我々が手に入れたのは、意外なことに、強さと名声、さらには設立当初から掲げていた超長期的目標の達成でした。
 我々だけが知っている冴えたやりかたに基づいて行われる軍事行動の規律、それからKillboardに残された、恐ろしく厳しいながらも健闘した戦いの記録が思わぬ形で結実し、我々に巨万の富と、新たな道をもたらしたのです。

 さて、前置きが長くなりましたが、Vox Populi. CEOとして、ここに宣言いたします。
 我々は平成27年5月17日を以てLowsecにおけるすべての軍事行動を終了し、新興勢力であるElite Space Coalitionに参画、Delve / Querious / Period Basisへの侵攻を開始します。

 我々の軍事的目標はふたつ――
 1.おそろしくヘヴィなPvPをできるだけ多く行うこと。
 2.上記リージョンのいずれかを完全に掌握し、Influence Mapに我々の名を刻みつけること。

 Elite Space Coalitionの軍事的目標はただひとつ――
 1.独立した軍事行動と規律を持ちながら、タイムゾーンや文化圏を異にするアライアンスが集結し、よりCOOLなPvPの機会を共有すること。

 我々はこの宣言に伴って、DelveはPR-8CAにステージングシステムを移行、すべてのドクトリン船艦を搬入し、平成27年5月23日、あるいは24日に最初の軍事行動を開始します。攻撃目標はThe Kadeshi / DARKNESSから成るDarkeshi Coalition、あるいはそれを妨害するすべての勢力であり、我々はそこで磨き上げた牙を存分に振るうことになるでしょう。
 
 まったくの偶然から開かれたこの新たなる境地において、我々がどのような運命を辿るのか、それは神のみがご存知であります。私は一九八五年にキューバで開催された第二回知識人会議において故ガブルエル・ガルシア=マルケスが行ったスピーチの一部をここに引用することで、我々が半年間に行ったすべての戦いの総括と、我々の行く手に待つ光にあふれた未来を指し示し、このSOTAを締めくくりたいと思います。

「〔…〕われわれには斬新さと美のエネルギーが備わっています。それがあるおかげでわれわれは自足しているのです。このエネルギーは、帝国の貪欲さや内なる圧制者の蛮行によっても、また、心の奥にしまい込んでいる夢を言葉にすることに対して太古からわれわれが抱いている恐怖によっても飼い慣らされることはないでしょう。革命でさえ文化事業なのです。われわれ全員が未来に深い信頼を置くように求め、それを正統なものにする創造的な召命であり、想像の可能性の全体的な表現にほかならないのです。」

以上

平成27年5月17日(日)
Vox Populi. CEO
RollStone

Vox populi, vox Dei.
Homo homini amicus est.
Ubi concordia ibi victoria.

民の声は神の声
我らは同胞
結束あるところに戦勝あり